2011年のデザインのお仕事「Doorkeeper」
2011年も残り一ヶ月を切ったので、こちらのフィヨルドブログで今日からクリスマスくらいにかけてちょこちょこ今年にやったデザインのお仕事(もしかしたら仕事じゃないのも含むかも)のご紹介をしていこうと思います。
モバリーンのコミュニティ・イベント管理サービス「Doorkeeper」から。
合同会社モバリーン
まずは合同会社モバリーンの紹介。
モバリーンはカナダ出身のポール・マクマホンさん(Paul McMahon)、ドイツ出身のミヒャエル・ラインシュ(Michael Reinsch)、フィンランド出身のヘンリー・セルボマー(Henri Servomaa)さんの異なる国出身の三人の会社。社内の公用語は英語で格好いいです。だけど、僕の周りのどの日本人よりも日本のガラケーに詳しくて、galakeiというガラケー対応用のRubyのGemまでリリースしています。
他にもRuby英語という、Rubyと英語を同時に学べるイベントを開催したり、subscription_fuというPaypal課金の機能を簡単にRailsアプリに実装できるGemを開発してたりします。
使ってる言語はRails、バージョン管理はGitを使ってて、業態はフィヨルドと同じ「合同会社(LLC)」、コーディングはHaml、受託をやりながら自社サービスを開発してるところまでフィヨルドと一緒。「Doorkeeper」のデザインのお仕事をいうただいたときに、まずは自分で使ってみないとデザイン出来ないよね、ってことで「webデザイナーが集まって新宿でお酒を飲む会」をDoorkeeperを使って集客、開催をさせていただいたのですが(そのときのレポートはこちら)、それにお越しいただいたモバリーンのポールさんから「フィヨルドは日本のモバリーンみたい」って言われました。いやいや、それはこちらのセリフですよ。開催したイベントも素敵な出会いがあって楽しかったです。
それにしても、その頃はまだGitやGithub、Hamlを社内の仕事で使うのは珍しかったと思うのですが、だいぶそれが広まってきたなー、と思う今日この頃。ただ単に僕の周りだけかもしれないけど。
モバリーンとの仕事の進め方
モバリーンとのお仕事の進め方はすごくシンプル。
- 管理画面のワイヤフレームはあるから渡しておくね
- Gitのリポジトリはここ
- デザインブランチを切ってそこにpushして
- コーディングはもちろんHamlで
- 進捗報告?Gitのcommitメッセージを見てるから大丈夫
- んじゃ、あとは宜しく!
という感じでした。
「Doorkeeper」のお仕事は、途中までデザインが入ってたものがあり、それを完成させるというお仕事だったのですが、アイコンは使い回したけど、それ以外は結局作り替えてしまいました。今も僕が納品したときからどんどん変わってます。今後もアップデートが楽しみ。
Doorkeeperの特徴
Doorkeeperの特徴は、
- 事前にお金を集められる
- 一斉告知メールなどのコミュニティ運営サポート
ってところ。
IT系のイベントだけではなくて、赤ちゃんを連れてのお食事会イベントにも使われてます。イベント管理というよりもコミュニティ参加メンバーの一覧が見れたり、一斉にメールが送れたりするコミュティ支援ツールです。
さらに、
- 携帯メールにも対応
- QRコードで出欠管理
なんていう機能もあります。イベントの受付で「お名前は?」と聞いて、参加者一覧が印刷された紙からその名前を探して「チェック」を付ける、なんてことをしなくても、イベント参加者に送られるメールに付いてくるQRコードをiPhone、Andoroidでスキャンすれば出欠管理はOK、という便利機能など。
eventATNDのオープンおめでとうございます!
おっ、こんなページが出来てた。ふむふむ、IT系のイベントでおなじみのATNDにチケット販売機能がついたeventATNDというサービスが始まったんですね。それじゃ、さっそくeventATNDでイベントを作成してみよう…あれ?
We are just kidding, don’t be angry!、だそうですw
年末〜2012年のお仕事
年末〜2012年のお仕事も募集しています。Lokka、WordPressなどのCMSのWebサイトからRailsアプリまで、デザイン、システムのご依頼がありましたら machida@fjord.jp までお願いします。